アートメイク大全

   

アレルギーでも安全にアートメイクは行えるか

近年注目されている美容施術の1つが「アートメイク」です。この施術は眉やアイラインなど皮膚の表皮部分だけにニードルを利用して色素を入れていき、肌を染色させるメイク術となります。通常眉やアイラインなどは化粧を行って描いているという方が大半ですが、このメイク術を行うと化粧をするよりも自然で、美しく仕上げることが出来るメリットがあります。
ニードルを利用して皮膚を染色していくというと、主に刺青をイメージする方が非常に多いですが、このメイク術は痛みが少なく数年で色が薄くなっていく特徴があるので、誰でも気軽に行うことが出来るメリットがあります。
この施術の最大の特徴は、水に濡れたり汗をかいても色が落ちないことです。水泳や温泉に行く場合や、花粉症などで目をこすってしまった場合も色素が落ちる心配がないので、常に綺麗な眉やアイラインを維持することが出来るとして多くの女性に人気になっています。
元々眉が薄くて悩んでいる方や、社会人の方などが朝のメイク時間を短縮したいと考えている方にとっても注目されているメイク方法です。アートメイクを行うことが出来る施設は専門クリニックが多いので、素顔の時に自然な仕上がりになるデザインや色を相談しながら決めていくことが出来るので、初めて施術を行う方も気軽に相談することが可能です。
現在このメイク術が行える部分は決められており、眉毛やアイライン、リップラインや乳輪再建などがあり、メイクの短縮といった目的から乳がんの治療後のアフターケアとして利用することも可能なメイク施術となっています。ただ肌に直接ニードルを利用して色素を入れていく方法のため、敏感肌やアレルギー体質の方にとっては安全に施術を行うことが出来るのか不安に感じてしまう場合が多いです。特にアレルギー症状として多くの方が悩んでいるのが「花粉症」です。花粉症が発症している場合はリップや眉毛の施術は問題なく行うことができても、アイラインの施術を行うことができません。
花粉の成分自体が施術に影響を及ぼす心配はないので、症状の影響がない眉毛やリップは花粉症のシーズンでも問題なく行えます。しかし目元はアレルギー症状で擦ってしまう可能性が高いので、施術を行った後に目元を擦ると感染症の原因になる危険があるので、普段から目を擦る癖のある方や、花粉症の方は症状が収まってから施術を受けることが大切なのです。
花粉症の他にも、アトピー性皮膚炎や金属アレルギーを持っている方は、施術を受ける場合に使用する色素で肌トラブルが起こらないか不安に感じる方も多いです。アトピーやアレルギー症状を持っている方は、まず施術を始める前にパッチテストを受ける必要があります。パッチテストは髪で隠れている耳の後ろなど、通常は見えない部分に実際に色素を入れてみて48時間観察を行います。パッチテストを行って異常がなければ、問題なくメイク施術を受けることが出来るので、肌トラブルに悩んでいる方はまずは医療機関に相談をするようにしましょう。
施術に使用している色素は国内で許可を受けた染料が存在しないため、アメリカの政府機関で許可を得た染料を使用しています。染料の安全性をあらかじめ確認しておきたいという方は、利用するクリニックで使用されている染料がFDAから許可を受けているか確認することが大切です。このようにアートメイクはしっかりとパッチテストを行い問題がなければ、アレルギーやアトピーの症状がある方でも問題なく受けることが可能です。直接肌に行うメイク施術なのですから、安全性をきちんと確認した上で納得して施術を受けるようにすると安心して施術が可能となります。

アレルギー , 感染症 , 染料